おばんでございます、えびろぶです。
毎度の病気ネタで恐縮です。
でも、皆さんに知っていただきたいのです。
「尿管結石」の激しい痛みを・・・・。
忘れもしない、昨年4月下旬の深夜2時過ぎ。
その日は、子供達を寝かし付けるため、早めに就寝した。その時には、「あの激痛」となる予兆は何一つなかった。
突然、下腹部に差し込むような激痛が走り、思わずベットの上で「何だ!!!」と叫んだ。隣で「ぐーすか」とイビキをかき寝ていた奥さんは、私の叫びに気付きながらも、「うるせーよー、うんこでもしてくれば」との一言泣。
「何か、悪いものでも食べたのかなー、とりあえずトイレに行こう。」と収まらない下腹部の激痛に耐えながら、寝室から何とかトイレに辿り着く。
トイレで、踏ん張るがうんこは出ない。(汚くてすみません。。)
しばし、トイレで頑張ってみる。(←何を笑)
一向に、下腹部の激痛は収まらず、呼吸ができないほどの状態になり、痛みは下腹部から背中にまで及んで来た。
虫垂炎(盲腸)の10倍は痛い。(20代の時、虫垂炎で手術。それにしても病弱な肉体だ笑)
トイレで腹を抱え、額には脂汗が滲み、意識も遠のいて行く、「このまま死ぬんじゃないか」という恐怖が、脳裏に浮かんだ。
もう駄目だ。「医者だっっ、救急病院に行かなくてはっっ・・・・・・・。」
外は寒いからフリースが必要だ。(意識が朦朧としていたのに、「寒い」の判断はできていたようだ。)
奥さんに「もう、無理っっ。尋常じゃない痛みだ。ちょっと、自分で、、、運転して、、病院に行ってくる。」と伝えた。
さすがに奥さんも私の異変に気付き、
奥さん:「私が運転してあげるよー、それとも救急車呼んだ方が良い?」
私:「救急車より、、、自分で行った方が早い・・から、連れてって・・」(自宅から車で、10分のところに総合病院があるので、救急車より早いとの判断。この時は、救急車が到着する頃には、もう死んでいると思っていた。)
奥さん、準備。金、メガネ、鍵を持ち。スヤスヤと眠っている子供たちを家に残し、奥さんの運転する車で病院に向かう。
痛みは、さらに酷くなり、まるで腹の中に、猛毒の蛇がいるのではないかと思わせるほどだった。
で、病院到着。
すぐに腹部CTと血液検査。
まだ、腹の中に猛毒の蛇がいるような、激痛は収まらない。
検査終了10分後。
救急診療では珍しくベテランっぽい先生登場。(虫垂炎の時も救急診療で、その時は研修医だった。それ以外でも大体は、研修医であることが多かった。)
先生:「石だね」
私:「石????!!!先生、石ってなんですかっ?」
先生:「尿管結石です。でも治療はできないんだよね。もうほらね(レントゲンを見ながら)、尿管のところに石がつまっているでしょ、もうこれね。自力で出すしかないから。まぁ〜、座薬さしたら、痛みは引くからがまんしてね。」
私:「・・・・・・・。」(我慢はしてたよ怒。)
それから、看護婦さんから座薬を渡され、自分で「痛みよ、引けっ!!」と祈りながらケツに差し込んだ。
看護婦さん:「30分ぐらいで、痛みは収まるから、ベットで横になってくださいね。」
私:「わかりました・・。」
30分が異常に長く感じた。途中、あまりの痛さに嘔吐した。
30分後。痛みが、徐々に収まってきた。(この時は、本当に痛みのない体に幸せを感じた。)
それから、さらに30分ベットで休んでから、病院を後にした。先生からは「少し、様子をみてくださいね。水をたくさん飲めば、2、3日で石が出てくるからね。」と笑顔で言われた。
帰宅した時は、午前4時を回っていた。とりあえず、痛みは収まったので、水をしこたま飲んでから就寝した。
7時起床。痛みはないが、念のため座薬を挿してから出勤。
出勤後も痛みはなかったが、あそこにムズムズ感があったが、その後も痛みはなかった。
で、結局。石が出たかどうかは不明だ。(まだ、出てないかもしれないが・・恐怖。。)
今も、あの痛さが、いつかまた来るのではないかと恐怖している。(でも、次は痛みが来た時には、「これは尿管結石だ」とわかるので、その点は安心している。しかも家に座薬もあるし。)
以上、だらだらと書いてしまいましたが、皆さんもこのような痛みがあったら、焦らず近くの泌尿器科か総合病院に行きましょう。ちなみに尿管結石は、数ある病気の中でも3大激痛のうちの一つだそうです。(尿管結石以外は、心筋梗塞、くも膜下出血だそうです。)
尿管結石とは↓↓
皆さん、健康には気をつけましょう。(お前が言うなよとは言わないでください!)
それでは、また。