思いつきな生活

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うつヌケ。うつトンネルを抜けた人たち。

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こんにちは、えびろぶです。

 

今日は、興味深い漫画を読みましたので、紹介したいと思います。

 

うつヌケ

田中 圭一氏著書の「うつヌケ」です。

田中圭一氏は、1962年大阪府生まれ。近畿大学在学中に83年小池一夫劇画村塾に第1期生として入学。翌84年、「ミスターカワード」で漫画家デビュー。86年開始の「ドクター秩父山」がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後は、おもちゃ会社に就職。長らくうつ病を患っており、2000年春頃から精神的不調で投薬治療開始。のちに寛解した。2014年、自身のうつ病の症状を振り返った作品「うつヌケ〜うつトンネルを脱けた人たち〜」を連載。 

 

「うつヌケ」は著者自身のうつ病脱出体験をベースに、うつ病からの脱出に成功した人たちをレポートした、画期的なドキュメンタリーコミックです。

 

現在、私はうつ病に罹患しておりますが(おかげさまで、もう寛解に達し、職場復帰の時期も決まっています。)、様々な方のうつ病体験、そしてどのように克服したのかが、詳細かつシンプルに描かれており、私自身、「うつヌケ」のストーリーに勇気付けられました。

うつ病には必ず出口がある

うつには、必ず出口がある。」とうつのトンネルを抜けた人たちが、証言しているとおり、確かに出口はあると思います。(ただ、再びトンネルに入り、繰り返す患者もいますが、出口から抜け出すことができないことはないと思います。)

 

私自身、うつ病に罹患する前は、「うつ病は、根性で何とかなる。」という考えを少なからず持っていましたが、実際、根性ではどうにもなりませんでした。

もう毎日が不安の嵐。自分は一生、不安でやる気のない人生を送るのだろうかと自問自答を繰り返す、毎日。正直、しんどかったです。

うつヌケにも書かれていましたが、世間では「うつは心の風邪」と言われてますが、そんな生易しいものではありません。うつヌケでは「うつは心のガン」と書かれております。

 

まとめ

この漫画は、うつ病患者およびその家族はもちろんですが、うつに全く関係ない方にもオススメします。これを読むことによって、うつ病を未然に防げるかもしれません。

 

 

作者の田中さんは、うつヌケ以外にも著書が多数あるので、読んで見たいと思います。

 

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